社員紹介

外国証券決済部の面白さ・難しさ

外国証券決済部では、大和証券がお客様からお預かりしている外国株式・外国債券の決済、残高管理、配当・利金・償還金のお支払、コーポレートアクションへの対応に関する事務手続きを担っています。私が担当している決済業務では、主にお客様が売買した証券の現地決済状況の確認や、口座の残高移管(社内・社外)に関する手続きなどを行っています。外国証券の取引は、年々活発になってきており、様々なイベントも発生するため、とてもやりがいがある仕事だと思っています。

外国証券は、現地で残高を保管する金融機関(現地保管銀行)と契約し、市場ごとに証券を管理しています。そのため、様々な国の金融機関とのやり取りが、毎日発生します。その中でも当部は、現地保管銀行と大和証券(東京)をつなぐ役割を担っています。

国ごとに証券決済制度が異なるため、円滑に決済を進めるためには、様々な国の法令や文化といった背景を理解することが必要です。また、世界情勢や各国で発生したイベントが、担当業務に反映されることも特徴の一つだと考えます。例えば、アメリカの金融政策で金利変更が発表されると、一部取引の約定量が増加します。それに伴って担当の業務量も増えるため、アメリカの金融政策が決められる委員会が、いつ開催されるのか、金利変更が実施されそうなのか、といった内容は関心を向ける事柄のひとつです。各国の情勢や企業ごとのイベントなど、広範囲にアンテナを張り、すべてを理解するということは、なかなか難しいことですが、大和証券のお客様に、安心して取引していただけるよう、大和証券の現地法人(ニューヨークやロンドン、香港など)との連携を強め、大和証券グループ一体となり、日々緊張感をもって業務に取り組んでいます。

チームリーダーとしての心構え

私は今年度から新しくチームリーダーを務めることになりました。今までのように、自分の担当業務や案件に注力するだけでなく、チーム全体に目を向け、円滑にチームが運営されるよう努めることが必要になります。今まで積み上げてきた、ミスを発生させない体制の維持はもちろんですが、業務効率化にも取り組み、チーム員がより働きやすい環境づくりを頑張りたいと思います。これまでの経験を活かし、チーム員から信頼されるリーダーとして活躍できるようになりたいです。

これからDSCに入社する方へのメッセージ

私が当社へ入社を決めたきっかけは、面接やその後のやりとりなどで丁寧に対応していただき、自分のフィーリングに合いそうだなと感じたからでした。こういった感覚は、実際にその会社に行ってみないと分からないことだと思います。就職活動は、いろいろな業界や企業を知ることができる良い機会です。少しでも気になった業界・企業のことは、ぜひ訪れてみてください。また就職活動は自分が思っている以上に体力を使うことですので、ぜひ体調にはお気を付けください。皆様と一緒に働けたら嬉しいです。

採用エントリーはこちら